- 皮脂の分泌が盛んになる。
- なぜ思春期はニキビが出来やすいのか? それは思春期の特徴として、ホルモンバランスが乱れやすいことがあげられます。
- さらにストレスや寝不足はそれを助長します。
- それにまして、ファーストフードや脂を使ったスナック菓子等の高カロリーな食事、
洗いすぎや、毛穴パック等の過度な肌の刺激、等により、 皮脂の分泌は多くなります。
- 皮脂の出口がふさがる。
- 皮脂は時間がたつとネバネバな状態になり、汚れなどと混じって詰まりやすくなります。
- また、肌の表面の角質層が厚くなると、毛穴がふさがり、皮脂はどんどん毛穴に詰まってしまいます。原因としてはこすりすぎや、毛先があたるなど日常のなんでもないことが原因になったりもします。
- また、ファンデーション等油性の化粧品も毛穴を詰めてしまいますので要注意です。

- 正常な肌
皮脂は毛穴の中にある皮脂腺よりいつも分泌されています。この皮脂はサラサラ状態で、汗腺より分泌される汗と混ざり合い、肌を守るバリアーとなっています。
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- ニキビの第一歩・・皮脂が詰まる
毛穴の入り口が塞がれたり、 狭くなると、皮脂は毛穴の中に詰まってきます。 |
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- 皮脂の酸化
毛穴の入り口が塞がれたり、 狭くなると、皮脂は毛穴の中に詰まってきます。
- アクネ菌(ニキビ菌)の増殖
アクネ菌は常在菌ですが、酸化脂が大好物。密閉された状態で、急速に増殖します。 |
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- 赤いニキビ
アクネ菌が増えると、白血球が集まり活性酸素を放出、毛穴の壁を破壊して炎症(赤いニキビ)が始まります。 さらに炎症が進むと化膿し、 相当重症のニキビになってしまいます。
ニキビはどうしてできるのか、わかったかな? それではニキビの解決策をお教えしましょう! 基本は「炎症を起こす前になおす」ことにあります。

- 清潔に心がける
顔を洗うことは大切、朝と午後3時から4時ころ、そして寝る前。1日3回が基本。でも洗い方を間違えると逆効果になることも・・ 次のことに注意してね!
- あまり洗い過ぎは肌荒れの原因になります。
- よくすすぐ。
- 普通の石鹸(ナトリウム石鹸)はナトリウム成分が水に含まれるカルシュームと結合し肌に残り、薄い膜を作ってしまいます(膜が出来るとニキビ菌が繁殖しやすくなる)。洗顔後は7回から10回水でよくすすいで下さい。
お勧めはナトリウムの代わりにカリウムを使った石鹸ですが、値段が少々高めです。
- 石鹸はよく手のひらで泡立ててから
- 優しく泡で包むように洗顔してください。こすったりすると角質が厚くなります。
- 刺激を避ける
前述したように、刺激はニキビの元になります。毛先がつくおでこや、頬等に (長髪の場合は肩などに)ニキビが出来やすい人は毛先が触れないように工夫してください。
また、癖で爪や指先で触ったりすると、さらに悪化することもあります。
- 食べ物に気をつける
= ビタミン類の多い食べ物・・緑黄色野菜、根菜、レバー、納豆、魚、フルーツ等
= 動物性脂肪を多く含むものやスナック菓子、即席めん等の脂っぽいもの、
チョコレートや甘いドリンク等

体質的に出来やすい人は、ニキビの元……毛穴の皮脂を取ることで、ニキビを未然に防いだり、出来立てのニキビを直したりすることが出来ます。 浸透性があり、肌に刺激を与えずに、酸化脂質を溶かしてとることが大切です。
ビタミンCは活性酸素を除去する働きが有りコラーゲンの生成にも必要な成分です、肌の老化を防ぎ、ニキビ痕を作らないようにするには大切。ただ、普通のビタミンCを肌に直接つけてもすぐ酸化してしまい効果はありません。肌につけるときは、皮膚に吸収されてからビタミンCになる「ビタミンC誘導体」を使用してください。
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